失敗が怖くてもう動けない!失敗が怖く無くなる魔法の言葉をプロがガチ解説!

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相談者さん
相談者さん

も、もうダメだ〜!!会社で失敗やらかしたぁ〜‼︎信用ガタ落ちだぁ〜!

白ぶどう
白ぶどう

大きな失敗って落ち込みますよね。

相談者さん
相談者さん

今まで積極的に頑張ってきましたが、もう失敗が怖くて何もできそうにありません・・・

白ぶどう
白ぶどう

それはちょっと気が早いですね。今日は失敗が怖く無くなるお話をしましょう!

一度大きな失敗をすると、それまで積み上げてきたものが崩れてしまうような、そんな自信の喪失感を覚えますよね。

しかし、それをいつまでも気にしていたのでは、一生自信のある生き方はできなくなってしまいます。

失敗を受け入れつつ、自己肯定感を保つためには、失敗に対する考え方を見直す必要があるのです。

この記事でわかること
  • 自信喪失しない、失敗の考え方
  • 頭のいい人がやっている失敗の活用法
  • 失敗した時にするべき具体的な行動

失敗が怖く無くなる考え方3選

失った信用は、また貯めればいい

失敗は誰にでもあるものです。

それがどれだけ巧妙に、慎重に備えていたとしてもです。

失敗すれば、確かに信用は失うかもしれません。

しかし、決して忘れてはならないこと、それは失った信用はまた取り戻せるという事実です。

信用は時にお金に例えられることがあります。

お金を貯金するように、「信用」も貯金することができます。

貯金したお金は使えば無くなります。信用も同じく失うことがあるのです。

ですがお金同様に、失った信用はまた1から貯めることができる。

つまり、不可逆的なものではなく、取り戻せるものということです。

この事実を知らない人は、失った信用がさも二度と手に入らないと勘違いしています。

全ての信用がゼロになるわけではありません、失った分は数えなくて大丈夫!

失ったものを嘆いても、未来に向けて動いても、消費する時間は変わらないのだから。

あなたの失敗なんて、数年後には誰も覚えてない

失敗を引きずりやすい人の特徴は、その失敗がデジタルタトゥーのようにけして消えないものと誤解している点にあります。

ですがよく考えてみましょう。

あなたは数年前に同僚がどんな失敗をしたのか、はっきり覚えていますか??

多くの人は他人の失敗など覚えていませんし、年月が経つほど忘れます。

なぜなら

人は往々にして、自分以外の他人に興味がないからです。

他人の不幸は皆大好きなので、瞬間的に注目を集めやすいかもしれません。

ですがその分、忘れられる速度が早いのも、特徴なのです。

過去にSNSなどで炎上した人が、何食わぬ顔でテレビ出演していますが、具体的に何をしたのか覚えていませんよね。

数年前ならいざ知らず

10年も近くなると、あなたの失敗などもう誰も覚えてなどいません。

人はそれほどに、他人に興味がないのです。

あなたの失敗を、いつまでも責め続けているのは、他ならぬあなた自身だということを覚えておきましょう。

肯定派と否定派は必ずいる「2:7:1の法則」

失敗への恐怖を克服する考え方として、私が最もお勧めする考え方が「何をしても否定派と肯定派はいる」というもの。

それを説明する上で役立つのが、「2:7:1の法則」です。

アメリカの臨床心理学者、カール=ロジャースが提唱したもので、人は集団において

10人のうち2人はあなたの味方

10人のうち7人は中立派(あなたの行動次第で変わる人たち)

10人のうち1人は絶対に相容れぬ敵対者

が存在するという考え方です。

2人はあなたの考えや行動に理解を示し、支えになってくれる存在です。

1人は根本的に価値観の違いや性格の不一致から、敵対せざるを得ない人です。

そして残りの7人は一見して中立派ですが、その実、密かにあなたの意見に賛同している肯定派か、渦中に巻き込まれるのを避けたい否定派の人です。

この両者に共通しているのは、自己主張を明確にしない点です。はっきりと自己主張することで負うリスクを警戒しています。

これらの人は普通に会話しただけでは、なかなか本心を明かしてはくれません。

あなたが実際に行動に移した際に、初めて顕在化するのです。

つまり、あなたが失敗しても、完全なる孤立無援という状況は生まれにくいということがいえるわけです。

失敗を過度に恐れて動けなくなる人というのは、孤立したり他人からの評価を気にしすぎてしまう傾向があります。

この法則が必ずしも成立するとは思いませんが、こう言った統計上の数字を参考にすることも、勇気づけの一助となるでしょう。

失敗した時絶対にしてはいけないNG行動2選

同僚の前であからさまに落ち込む

会社や学校で失敗した時、周囲の前で落ち込むことはやめましょう。

なぜなら、落ち込んでいる様子を見せる意味がないからです。

落ち込んでいれば、一部の人はあなたのことを心配して励ましてくれるかもしれません。

ですが、それは一時的なもの。いつまでも落ち込んでばかりいると、周囲の空気はどんどん悪くなります。

それどころか「周囲の同情を集めるために落ち込んだふりをしている」など、ただの「かまってちゃん」扱いに変わり、煙たがられてしまいます。

率直に言って、周囲に自分が今回の失敗で落ち込んでいる、という演出をすることに、何ら建設的な要素はありません。

失敗を恐れて何もしない

失敗しない生き方は超絶簡単です。

答えは「何もしなければいい」これだけだからです。

しかし、「嫌われない生き方」というのは別の話です。難易度が跳ね上がります。

失敗したからといって必ずしも嫌われるとは限りません。

なぜなら、どれだけ失敗を避けようが、他人に気を遣おうが、嫌われる時は嫌われるからです。

失敗そのものは、嫌われるきっかけ程度にしかならないのです。

ボランティアをしている利他的な人たちですら、「偽善者」と罵るアンチがいるのです。

何もしなければ当然、失敗がないので、嫌われる確率を下げることはできるかもしれません。

ですが、何もしないということは、そこから大きな成長や信頼を得ることもないということです。

当然ですよね?

みんなができることを、ただルーティンのようにこなすだけの平社員に、大きな期待のしようはないからです。

人は承認欲求の生き物です。誰かに認められ、期待されたい生き物。

だからこそ、皆自分の能力を磨くのです。

行動量が増えれば、当然「失敗」の確率も上がります。

でも周囲よりも一歩前に出て信用を勝ち取るには、仕事に対する積極性は必須です。

もちろん価値観は人それぞれで、「空気のように仕事ができればいい」と、仕事に充実感を求めない人もいます。

しかし、今よりももっと成長したい、認められたいと思うのであれば、自分なりに創意工夫する積極的な姿勢をお勧めします。

失敗した時に取るべき行動4選

潔く謝る

失敗したらまず、潔く謝ってしまいましょう。

あなたの失敗を責めたい人は、あなたが無駄に抵抗することで、それを餌に周囲に味方を増やそうとします。

私が知る、頭のいい知略家な人は、割とすぐに謝ってしまいます。

先にさっさと非を認めてしまった方が、より軽症で済むことを知っているからです。

反省の色は演出なくていい。空元気を演じろ。

「あなたは反省の色がない」

このように、失敗した人へ責め立てる人がいるでしょう。

その多くは同僚や上司かもしれません。

しかし反省の色とは具体的になんでしょうか?

ただ落ち込んだ姿を求められているのだとすれば、それは失敗したあなたを責めたい人たちが、ただスッキリしたいだけのことなのです。

仮に失敗した出来事を態度に出して嘆いてみましょう。すると、余計にネガティブな気分になり、あなたは第2、第3の失敗を招く恐れがあるのです。

失敗した人間を精神的に追い込む行為は、会社やクライアントに対して中長期的にみて不利益を生むだけだということ。

論理的に考えて、誰も徳をしないのだから。

失敗した事実は覆りません。嘆こうが再発防止に努めようが、消費する時間は変わりません。

反省の色というのは、あからさまに泣いて嘆く、見た目の態度のことではなく

次に同じ失敗が起こらない様にするにはどうするべきか、自分なりに考え工夫することにあります。

だからこそ、失敗した時も空元気でもいいので、「次頑張ります!」と言った態度で明るく振る舞ってみましょう。

その方が周囲は安心しますし、何よりもあなた自身の気持ちの切り替えになるはずです。

くれぐれも、あなたの失敗を責めたいだけの人間の思惑に、振り回されないようにしましょう。

常に何が建設的か、何が合理的かを考えれば、自ずと取るべき行動は決まってきます。

賢者は失敗から学び、愚者は失敗を嘆くだけ

世間一般的に、「頭のいい人」「頭の悪い人」という二極化があります。

シンプルにテストの成績がいいという捉え方もできますが、それは学生の頃までです。

社会に出た時、頭のいい人、悪い人の概念は変わります。

それこそが、失敗を「学びに変えることができる」か「ただ嘆くだけ」かということ。

あなたはどちらでしょうか?

失敗をただ嘆き、ネガティブなものとしてしか捉えることができない人は、また同じ失敗を繰り返します。

だから周囲からあの人は「頭が悪い人」「学習しない人」と見られてしまうのです。

ですが「頭がいい人」というのは「再現性」を重視します。

失敗は「失うものも多い」というリスク意識が強いからです。

だからこそ、次に同じ失敗をしないためにはどうすることが最も合理的なのか、を考え対策します。

内省し、何がだめだったのか、どうすることがベストだったのか、それをしっかりと振り返り、学びに変えられるのです。

これは「〇〇だっタラ」「あの時○○してレバ」という過去を嘆くただのタラレバ話ではありません。

確実に次につながる脳内対策会議なのです。

人間は所詮、失敗からは逃れることはできません。

ですが、失敗しなければ本当の意味でノウハウになることもないのです。

失敗も貴重な経験。

ならば、そこから自分にとってプラスになるものを搾り取るような、そんなハングリー精神を持ちましょう。

失敗を嘆くだけよりも、得るものがある方が、ポジティブな記憶として残りやすいのです。

それが将来、あなたにとっての自信に化けるのです。

具体的なアクションプランを考える

失敗を学びに変えるためには、次回同じことが起こった時、または同じことが起こらないようにするために、具体的なアクションプラン(対策行動)を決めておきましょう。

予防できるならそれに越したことはありません。

ですが、私がお勧めするのは「予防策」+「対応策」の1セットです。

二重の保険と考えておきましょう。

予防策はそもそも問題となる事態が起きないようにするにはどうすればいいのか、今回起こってしまった一番の原因は何かを考えます。

対応策とは、予防策が機能せず、またも同じ問題が生じてしまった時に、どう行動すれば軽症で終えることができるのかを、今回の失敗から分析します。

先述したように、人は失敗から逃れることはできません。どれだけ策を講じても失敗するときはします。

その時に、今回と同じような事態にならないために、早めの火消し行動を取ることができるようにしておきましょう。

「報告が遅れた」ことで生じたトラブルなら、何よりも先に「報告を最優先」とすることで、次の行動が明確になります。

アクションプランは具体的であるほど効果的です。

それはあなた自身の安心にもつながり、後顧の憂いなく仕事に打ち込むことができる推進力になるからです。

まとめ

いかがでしたか?

私も社会人になって十数年、本当に様々な辛酸を舐める経験をしてきました。

負けず嫌いが功じて、失敗からも徳を得ようとする貪欲さが、失敗を学びに変えられることに気づけたのです。

今日綴った内容は、私の経験値や専門知識を交えた内容でしたが、失敗経験で自信を無くしている方々の一助になれば、嬉しく思います。